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稲垣 嘉之; 河村 洋; 田中 利幸
JAERI-M 84-174, 43 Pages, 1984/09
炉内構造物実証試験部(T)に冷却材ヘリウムガスを供給する循環機が停止した場合、固定反射体~側部遮へい体間流路と側部遮へい体~コアバレル間流路のヘリウムガスの密度差により、その2流路間に自然循環流が生ずる。自然循環流は、炉心拘束機構やコアバレル等の構造物を加熱し、さらにはコアバレルからの熱放射を増加させることにより圧力容器の温度上昇を速める。本報告書は、自然循環流の発生と構造物の温度上昇に及ぼす影響とを解析し、その対策について検討を行ったものである。